新型コロナウイルスの感染拡大により、Go To トラベルは2020年12月28日から2022年3月現在も停止状態が続いています。
再開の見通しが立たない状況でしたが、2020年3月16日に政府はGo To トラベル事業再開に先駆け、4月1日から県民割を地域ブロックごとに拡大する旨を明らかにしました。
再開後は制度が変更になることも決定されているため、再開前に利用したことがある方も含めてGo To トラベルの概要や申請方法などを押さえておくとスムーズです。
本記事ではGo To トラベルの概要と申請方法・割引対象の条件などについて解説するので、ぜひご参考にしてください。
Go To トラベルキャンペーンとは?
Go To トラベルキャンペーンとは、国内旅行を対象に宿泊または旅行の代金を、最大1/2相当額まで助成してくれる制度です。
助成額のうち70%は旅行代金の割引として、残りの30%は旅先で利用できる地域共通のクーポンとして付与されます。
なお、上限額は一つの旅行につき、1人あたり1泊2万円、日帰りの場合は1万円です。
割引対象になる旅行は、**観光を目的とした個人旅行または団体旅行(宿泊・日帰り)**に限られます。
ビジネス出張を目的とする旅行商品や、高額なサービスや商品などが含まれる旅行商品などは対象外となるためご注意ください。
従来のGo To トラベルから新たな制度に変更予定
Go To トラベル再開後は新たなGo To トラベル事業として、以下のとおり制度を変更することを発表しています。

2022年3月時点で決定している内容で、詳細は今後発表される予定です。
Go To トラベルキャンペーンは申し込みが必要?申請が必要・不要なケース
Go To トラベル対象の旅行会社や宿泊施設では、キャンペーンを適用した価格で旅行商品を販売しているため、特段申請手続きを行なう必要はありません。
しかし、Go To トラベル開始が早まったり制度が一部変更になったりなどで、準備に間に合わなかったGo To トラベル参加旅行会社や宿泊施設が続出。
その救済措置として、Go To トラベル再開前に予約した場合でも対象になる旅行であれば、Go To トラベル事務局に事後還付申請を行なうことによって割引を受けられるようになりました。
なお、現在は受付を終了しており、再開後は後述する「あとから割引適用」や「STAYNAVI(ステイナビ)」の活用で不要になると予想されます。
旅行会社に旅行代金を支払った場合
旅行会社を通じて予約した場合は、個人で還付申請する必要はありません。予約した旅行会社へお問い合わせください。
宿泊施設に旅行代金を直接支払った場合
個人で旅行を手配し旅行代金を支払った場合は、必要書類を準備のうえ、ご自身で「Go To トラベル事務局」に事後還付申請を行なう必要があります。
Go To トラベルキャンペーンの還付申請方法
Go To トラベルキャンペーン対象の旅行かつ個人で手配した場合は、事務局に指定の書類を提出する必要があります。
宿泊施設に依頼して発行してもらう書類もあるので、忘れないようご注意ください。
Go To トラベルキャンペーン事後還付の申請に必要な書類
事後還付の申請に必要なものは、以下の書類すべてです。
- 事後還付申請書(様式第1号)
- 支払内訳がわかる書類(支払内訳が記載された領収書、支払内訳書等)
- 宿泊証明書(氏名、宿泊日、宿泊人数などの情報が記載されているもの)
- 口座確認書(旅行者用)(様式第2号)
- 口座番号を確認できる書類(通帳の写し、キャッシュカードの写し等)
- 代表者の住所が確認できる書類(免許証の写し、健康保険証の写し等)
- 同行者居住地証明書(様式第21号)※1人で利用の場合は提出不要
様式が定められているものは、Go To トラベル事務局の公式サイトでダウンロードできます。
宿泊証明書と支払内訳がわかる書類は、宿泊施設で発行してもらいましょう。
事後還付手続きの流れ
手続きの流れは以下のとおりです。※現在は受付終了
- 郵送またはオンラインで提出
- 事務局で書類確認
- 指定の口座に還付
還付申請期間は、2020年8月14日(金)~9月14日(月)です。※郵送申請の場合は9月14日(月)の当日消印有効
期日までに間に合わない場合は、電話で事務局へ直接ご相談ください。
Go To トラベルキャンペーン再開後は「あとから割引適用」が活用できる可能性
「あとから割引」とは、Go To トラベルが再開された際に、割引対象となる旅行商品であれば、自動的に割引を適用するサービスです。
それまでは再開後に予約の取り直しが必要で、再度手配する間に埋まってしまい予約できなくなるという懸念がありました。
「あとから割引適用」の活用により、割引を適用させつつ前倒しでの予約が可能です。
ただし旅行会社によって適用になる旅行商品が異なっていたり、対象外になる予約方法があったりなどの注意点もあるので、詳細情報の発表を待つことをおすすめします。
Go To トラベルを利用するならどの予約方法がおすすめ?STAYNAVI(ステイナビ)のメリット
Go To トラベルを利用して旅行する場合、予約方法は以下の3つです。
- 宿に直接予約
- 宿泊予約サイトから予約
- 旅行会社から予約
お得にGo To トラベルを利用するなら、ステイナビ経由での予約をおすすめします。
ステイナビは、日本国内初の宿泊施設(ホテル・旅館)サイト直販のプランで予約できる検索サービスです。
仲介手数料不要に加え、ステイナビ独自の割引や特典も用意しているのが魅力。
さらにステイナビでGo To トラベル事業の割引を申請している方限定で、全国の高速道路周遊パスが最大35%引きで利用できます。
宿泊したい施設のホームページからGo To トラベル対象のプランを予約してから、ステイナビで割引料金分のクーポンを取得し、当日宿泊施設に提示して割引を受ける流れです。
Go To トラベル再開時は、ステイナビ経由での予約もぜひご検討ください。
まとめ
Go To トラベルは現在中止されていますが、政府は再開に向けて準備を進めている旨を、2022年3月16日の記者会見で発表しました。
また旅行者がなるべく手間をかけることなく、予約および割引を受けられるように各会社がサービスを始めています。
Go To トラベルをご利用の際は、ご紹介したサービスをぜひご活用ください。