3月12日に再開への準備を進めると発表されたgo toトラベル第2弾。第1弾と同様に旅行の割引以外に地域共通クーポン券が配布されます。第1弾と第2弾で異なっている部分があるので、go toトラベル第2弾の地域共通クーポン券の仕組みについてご紹介していきます。また、受け取り方も予約方法や予約媒体によっても異なり複雑です。使用方法によっては損をしてしまう可能性があるので、地域共通クーポンをお得に利用したい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
地域共通クーポン券の仕組み
go toトラベルで配布される地域共通クーポン券。go toトラベル第2弾では平日の旅行の場合は3000円、休日の場合は1000円が配布されます。平日と休日で地域共通クーポン券の値段が異なっているのは、土日祝日に旅行客が集中して人が密集するのを避けるためです。
go toトラベル第1弾は旅行代金の15%が地域共通クーポンとして配布されていました。そのため、旅行代金が高い方がよりお得に旅行ができる仕組みです。高価格帯のプランや旅館が選べる傾向があり、低価格な業者が恩恵を受けにくくなっていました。go toトラベル第2弾では第1弾の反省を活かして、旅行価格に関わらず一律の地域共通クーポンが配布されるようになっています。
また、地域共通クーポンは宿泊の伴う旅行以外に日帰り旅行でも利用可能です。日帰り旅行の場合も地域共通クーポンの金額は宿泊の場合と同じです。平日3000円、休日1000円になっています。日帰り旅行に伴う地域共通クーポンの金額は変更される可能性があるので、再開が発表された際の発表を待ちましょう。
地域共通クーポン券の受け取り方
地域共通クーポン券の受け取り方は予約の方法によって異なります。店頭で旅行を予約した場合とオンラインで予約した場合、宿泊施設で宿泊商品を購入した場合の3パターンです。
①店頭で予約した場合 予約が完了すると旅行会社で紙クーポンを受け取れます。
②オンラインで予約した場合 オンラインで予約の場合は紙クーポンと電子クーポンの場合があります。紙クーポンは宿泊施設にチェックインした際に直接受け取れます。電子クーポンの場合は電子クーポンURLに必要事項を記入して取得完了です。電子クーポンURLは予約完了時に届くので事前に手元に届きます。ただし、URLには有効期間が設定されているので旅行の当日までは利用できません。
③宿泊施設で宿泊商品を購入した場合 宿泊施設のホームページから予約を行った場合はチェックイン時に紙クーポンが配布されます。
地域共通クーポン券が使える場所
地域共通クーポン券は旅行先で使える商品券です。対象期間は旅行期間中のみと短いのが特徴です。旅行先での消費を促すのが目的なので旅行終了後に帰ってきて家の近くのお店で使用するということはできません。地域共通クーポン券には使用できる県が定められているので、必ず旅先で使用してから帰ってきましょう。前回のgo toトラベル第1弾では隣県でも使用が可能でした。go toトラベル第2弾でも同様の扱いの可能性が高いので、厳密には宿泊した都道府県以外でも使用できるでしょう。
また、旅先の全てのお店で使用できるわけでもありません。地域共通クーポン券が使用できる店舗には鮮やかな青のポスターやステッカーが貼られています。ポスターとステッカーの両方に紙クーポンと電子クーポンと書かれていて、その前にチェックボックスがあります。チェックが入っているものはその店舗で使用できるというわけです。両方使用できる店舗もあれば、片方しか使用できない店舗もあります。店の入り口に貼ってあることが多いので、自分の地域共通クーポン券が使用可能か事前に確認して入店しましょう。
もちろん、地域共通クーポン取扱店舗と書かれた青のポスターやステッカーがないお店は対象外です。現地に行く前に知りたい方でも大丈夫。go toトラベルのホームページから地域共通クーポンが使用可能な店舗が確認できます。
地域共通クーポン券のお得な使用方法
地域共通クーポンはお土産や食事はもちろん、ホテル内のスパやアクティビティにも使えます。ここでは地域共通クーポンをお得に使用する方法をご紹介します。
go toトラベルの地域共通クーポンを食事に使用するのはもったいないです。なぜなら、go toトラベルキャンペーンは予約した宿泊プランやツアーが30%割引になるからです。そのため、朝食や夕食がついているプランは食事も同時に割引が適用されます。
せっかくgo toトラベルを利用するなら食事代も一緒に割引される食事付きのプランやツアーを予約しましょう。地域共通クーポンを使用するのはお土産や宿泊プランにもつけようがない昼食、アクティビティ、ホテルのマッサージなどのサービスに利用しましょう。
まとめ|地域共通クーポン券の仕組みとお得な使用方法
go toトラベル第2弾の地域共通クーポンは平日3000円、休日1000円。旅行価格に関わらず一律なのが特徴です。また、地域共通クーポンは紙クーポンと電子クーポンに分かれています。宿泊施設で受け取る場合は紙クーポン、オンラインで予約した場合は紙クーポンもしくは電子クーポンで配布される仕組みです。
地域共通クーポンの受け取り方は3パターンに分かれています。 ①店頭で予約した場合 ②オンラインで予約した場合 ③宿泊施設で宿泊商品を購入した場合 それぞれの予約方法で受け取り方は異なるので、事前に確認しておきましょう。
地域共通クーポンが使用できるのは地域共通クーポン取扱店舗と書かれた青のポスターやステッカーが貼ってあるお店です。ポスターやステッカーに電子クーポンと紙クーポンに対応しているかどうかが記載されています。レストランやお食事処でも使用できますが、よりお得に旅行したいなら朝食や夕食に使用するのはもったいないです。朝食や夕食のついているプランやツアーを予約して割引価格でごはんを食べましょう。食事代金も含めて30%の割引が適用されるのは非常にお得です。地域共通クーポンを使うなら昼食やアクティビティ、旅館のサービスなどに使うのがおすすめです。