2022年の3月12日、岸田首相が「適切な時期が来たら迅速に再開できるよう政府としても準備を進めたい」と発表しました。当初は2022年の1月に再開を見込んでいましたが、オミクロン株の驚異的な流行により再開を見送っていました。しかし、今回の岸田首相の発言により確実に復活することが表明されたので、go toトラベルへの注目が集まっています。
・go toトラベルの復活時期 ・復活するgo toトラベルの変更点 ・go toトラベルの復活までにしておくべきこと 今回は以上の３つについて紹介していきます。再開が発表された時に出遅れてしまうことがないよう、事前にgo toトラベルについて詳しく理解しておきましょう。
go toトラベルの復活時期
岸田首相の発言によりgo toトラベル再開への機運が高まってきました。ですが、まだgo toトラベルの具体的な復活時期は明言されていません。現状、春休み期間(3月末から4月上旬)はgo toトラベルを適用しないと発表されています。そのため、18都道府県でまん延防止措置が3月21日まで延長していることを考慮すると、再開時期は早くても4月中旬ごろになるでしょう。
全国的に感染が落ち着いてからの復活が大前提です。2022年3月も感染者数は多くの地域で高止まりしているので、しばらくgo toトラベル復活は見送られるかもしれません。どこまで感染者数が減少すれば復活するかは発表されていないので、政府の発表を待ちましょう。
go toトラベル復活時の変更天点
35%の割引と15%の地域共通クーポンにより、旅行代金の50%割引で旅行できたgo toトラベル第1弾。go toトラベル第2弾では仕組みが変わっているので違いを紹介しておきます。
①ワクチン・検査パッケージの活用
go toトラベルの利用者はワクチンの接種証明書か検査の陰性証明の提出が義務付けられます。陰性証明の有効期限はPCR検査の場合は3日間、抗原検査の場合は1日間です。
②割引率・割引上限額の引き下げ
復活後の**割引上限は30%**です。第1弾のgo toトラベルでは割引率の高さから普段は泊まりにくい高級ホテルを利用する人が増加。良心的な価格を提示する民宿や旅館がgo toトラベルの恩恵をあまり受けられませんでした。第2弾では前回の反省を活かして割引率の引き下げを行っています。
③平日旅行の推進
第2弾では地域共通クーポン券の金額が平日と休日で異なります。平日は1人につき3000円、休日は1日につき1000円です。前回は曜日に関わらず旅行代金の15%でした。旅行代金が高ければ高いほど地域共通クーポン券が利用できる制度だったので、高価格帯のホテルがより恩恵を受けやすくなっていました。密を避ける対策と低価格帯の事業者への配慮が行われています。
④繁忙期は対象外に
すでに春休み期間はgo toトラベル対象外であることが発表されています。他にどの時期が繫忙期に該当するかは発表されていませんが、GWも含まれる可能性が高いです。政府の発表を待ちましょう。
⑤ソフトランディング
go toトラベルは政府による事業ですが、GW以降は都道府県による事業に変更されることが発表されています。ただし、これは2022年の1月に始まった場合を想定。まだgo toトラベルは始まっていないので政府から都道府県に移行するタイミングはGWよりも後になるでしょう。
⑥交通費を含むと割引上限額アップ
第2弾では交通付きプランと宿泊のみのプランで割引上限額が異なります。宿泊のみの場合は7000円が上限、交通付きでは10000円が上限です。交通費を伴わない近場の高級ホテル・旅館を利用する人が多かったという反省がいかされています。これにより交通事業者もgo toトラベルの恩恵をより受けられるようになります。
go toトラベル復活までにしておくべきこと
復活時期は分かりませんが、いつ再開が発表されても良いように備えておくことは大切です。復活までにしておくべきことは２つあります。
①ワクチンの接種を済ませておく
事前にワクチンを2回摂取しておくことをおすすめします。go toトラベルの利用条件にワクチンの接種証明書か陰性証明の提出があります。陰性証明には有効期限があり、go toトラベル利用直前に受けなければなりません。また、go toトラベルを利用ごとに陰性証明を提出しなければならないので手間がかかります。ですが、ワクチンを受けておけばほかに何かする必要はないです。持病や疾患によるワクチンを接種できない理由がなければ、go toトラベルを利用したい方は接種しておくべきでしょう。
②旅行先・宿泊先をあらかじめ決めておく
go toトラベル再開は発表されてから旅行先や宿泊先を決めると出遅れてしまいます。すでに予約が埋まってしまったり、予算がなくなってgo toトラベル受付が停止してしまう可能性も。せっかくお得なgo toトラベルを有効活用するために事前に宿泊先は絞っておきましょう。
まとめ|go toトラベルはいつ復活する？変更点としておくべきことまとめ
ここまでgo toトラベルの復活時期や変更点、復活までにしておくべきことを紹介してきました。
go toトラベルの復活時期は感染状況が落ち着いてからなので未定です。春休みなどの繁忙期も適用されないことが発表されています。GWも繁忙期にカウントされるとgo toトラベルの対象外に。復活は早いと4月中旬ごろですが、遅くなるとGW以降になるかもしれません。
復活するgo toトラベルの以前との変更点は主に６つです。 ①ワクチン・検査パッケージの活用 ②割引率・割引上限額の引き下げ ③平日旅行の推進 ④繁忙期は対象外に ⑤ソフトランディング ⑥交通費を含むと割引率アップ 第1弾と知識が混同しないように気をつけましょう。
再開時期が決まってからgo toトラベル利用の準備をすると出遅れてしまいます。そのため、早めの備えが必須です。特にgo toトラベル復活までにしておくべきことは２つ。 ①ワクチンの接種を済ませておく ②旅行先・宿泊先をあらかじめ決めておく 良い宿を見つけた時には予約が埋まっていたということがないように準備しておきましょう。
